triviallは「ささいなこと」=「trivial」をもとにした造語です。
いつかまた必ず襲来するであろう津波に備え、世代を超えて続ける活動は「ささいなこと」である必要があると私は思います。
普段使わないような特殊な防災用品を準備しておくのも1つ、それに加え毎日使うバスタオルの1枚や海へ持っていくタオルをこのTSUNAMIタオルに置き換えるという「ささいなこと」がいつか津波の防災・減災に繋がると信じています。
1年に1度、1日に1度
毎年3月11日や防災の日・世界津波の日等に、津波や津波被害にあわれた方々に思いを馳せ、改めて防災意識を高めるというのも大変重要であると同時に、日々の生活に密着した「もしもの瞬間」に備えが出来ているかどうか、というのも大変重要なことだと考えます。
ささいなことを意味する英単語「trivial」の語尾に小文字の「L」=「l」が追加されている理由は、いつかどこかで機会があればお話ししたいと思います。
30歳を過ぎたころ遅ればせながらサーフィンに出会い、その素晴らしさを知ってから18年間海に通い、そのうち11年間はサーフィン撮影にも携わり、色んなサーファーたちを撮影してきました。
2021年、その集大成として宮城県から宮崎県までサーフィン撮影旅で各地にお邪魔し、101日目の最終日に旅を振り返り(恥ずかしながら)想ったのは「なんか、サーファー全員いい人たちだったな」という感覚でした。
「どこの波が最高だった」とか「やっぱりサーフィンは最高だ」とかより、旅の途中・各地で出会ったサーファーや、撮影中に声をかけてくれたサーファー、長期の車中泊を続ける私の身体を気遣いケアしてくれたサーファー、海と自分に真摯に向き合い日々努力するサーファー、波に命をかけるプロサーファー等の姿が脳裏に浮かびました。
実はこの旅は、
サーフィン撮影がメインではなく「本当にTSUNAMIタオルやこの活動は必要なのか」を調査する旅でした。
色んな海岸やサーフポイントを巡り「もし今ここで津波警報が出たらどうなるか」「TSUNAMIタオルは役に立つのか」という想定をして来ました。
必要かどうか、その正確な答えは結局わかりませんでしたが、もしかしたら1人くらいは命を救えるのではないか。
たった1人だとしても、その人は必ず「何処かの誰かにとって大切な人」だと思えば、この活動を始める意味があるのではないか、とこの活動をスタートする決意をしました。
最も早く避難を開始すべきサーファーたち
通常の避難にかかる時間に加え、海の中で津波警報が出たことに気付くまでの時間、海から上がる時間などが必要になるため、最も津波の危険と隣り合わせの存在の1つだといえます。
サーファーやダイバーだけでなく、普段海に行かない人たちも海水浴などで海を訪れるときのために、津波フラッグの意味を知り、万が一のとき迅速に避難を開始できるよう準備しておく必要があります。
ささいなことなら、
いつでも始められる。
ささいなことなら、
いつまででも続けられる。
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