水平避難&垂直避難
サーフィンやダイビング・海水浴などを楽しむ方々で季節を問わず賑わう北谷町宮城海岸・通称砂辺エリア。
このエリア一帯は国道58号線より西側に突き出して造成された埋立地で、海に囲まれた形になっています。
ここで津波に遭遇した場合、58号線方面へ車や徒歩で避難する水平避難・近くの高い建物に一時避難する垂直避難の2通りが考えられます。
水平避難に関してはエリア内全体が58号線方面へ一斉に避難すること等を考慮すると、渋滞が発生すると考えるのが自然です。
またサーファーなど海の中にいる人たちは津波の危険に気付くまでの時間、陸に上がるまでの時間など余分な時間を要するので、近くの建物に一時避難する垂直避難を選択するケースが多いかと思います。
その際に、避難しようとした建物の入り口や非常階段の入り口が閉まっていて登ることが出来ない等の時間的ロスが無いよう、北谷町発行のハザードマップに一度は目を通しておいていただきたいと思います。
砂辺エリア北部
砂辺エリア南部
避難施設・経路詳細
出典:北谷町
(https://www.chatan.jp/seikatsuguide/anshin_anzen/taisaku/bousai_map.html)
11月5日世界津波の日の避難訓練では、TSUNAMIタオルの合図で陸に上がるまでの避難行動を検証しましたが、その次の行動として何処にどうやって避難すれば良いか、予備知識として覚えておけば迅速な避難や他の知識がない人や土地勘のない観光客の方々などの誘導にも役立つかも知れません。
またTSUNAMIタオルを振る際はまず第一にご自身の安全の確保が絶対条件となり、津波到達時間が不明な場合などはこの様な施設に避難した後、無理のない範囲で合図を送ることになりますが、そのための予備知識ともなりますので是非この情報をお友達やご家族等とシェアしていただければ幸いです。
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